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カブドットコム証券の逆行高を読む

今日の深読み。金融株が昨日書いたような住友信託<8403>の話でツレ高になったが、一晩冷静に考えた投資家は、やはり「スケールメリットを享受できるのは住友信託<8403>」と思ったらしく、中央三井<8309>は7.63%の大幅安。メガバンクは前場はツレ高したものの、総じて後場にかけて軟調に。

証券でマネックス<8698>がオリックス証券との統合を検討していることが報じられて、証券がツレ高になったが、こちらも冷静に考えればマネックスの厳しい財務局面を見せつけられたとも言えるわけで、後場に入ったらもうすでに急落。業界2位といっても、オリックスがバックでは……。

そのようななかでも買われてもおかしくないのは野村證券<8604>。純利益の黒字転換に加えて、10月に行った公募増資分を含めた暫定自己資本比率は24.7%、暫定Tier1比率17.3%というのは評価できる。ただ、通期見通しを示さなかったことで、今日の明日で騰がるとは言い難く、一度は利益確定売りに押されるかもしれないが、中期保有にはよいだろう。

短期の連想で動くのなら、カブドットコム証券<8703>。金融、証券が全面安のなか、+2.55%と反発している。これはフィスコなどは「パラボリックが買い転換」「ストキャスティクス(9日)がボトムアウトの様相」などとテクニカルに分析しているが、要するに証券業界全体に、業界再編の思惑が働いたのである。

マネックスが吸収され、野村は公募増資。SBIは独立系であるが故の不安が残る。カブドットコム証券は三菱UFJグループであるため、安心感はある。しかし、トレーディング収益などがあるわけではなく、あくまでの「ネット証券」の域を出ない。したがって収益モデルには限りがある。このままでは、いずれは行き詰まることは間違い無い。

そこで三菱UFJ証券が、カブドットコム証券を吸収に動くのでは?という思惑が投資家の間に働いたのである。そもそも、三菱UFJグループとなるときに、カブドットコムを残すという経営選択も上場維持自体が目的だったということもあるので、そう簡単に吸収合併とはさせないだろうが、株のトレーディングの世界では、「マネックス<8698>の吸収合併」というニュースでマネックス<8698>を買うのでは遅いのだ。マネックス<8698>がなぜこのタイミングで吸収合併のニュースとなったのか、今日の引け後に発表される野村の決算をどう読むか。ならば、次に手を付けられるのはどこなのか。投資を行うのなら、これらを瞬時に読む力が必要なのである。

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